建築や土木の1日の仕事の流れについて、残業は天候に左右される?

地元の土木建築の会社で従業員は10人。主な仕事は一般住宅の建築や、重機の免許があったので、土を掘ってダンプカーに載せて走ったりした事もありました。土木・建築の仕事って1日の仕事の流れはどのようなものなのでしょうか。

土木・建築:午前中の仕事の流れについて

まずは整列して点呼から始まり、ラジオ体操をしてから仕事が始まります。基礎工事からだと、基礎の型枠を組んで地盤に埋めます。堀り下げた地面に枠石を敷いていきます。

砂利を敷き、転圧が終わると今度は白蟻の土壌処理です。地下から侵入する白蟻を防がなければいけないのでこれは必須ですが、有効期間は5年間です。この間10時に1度休みがあり15分程です。

土木・建築:午後からの仕事の流れについて

午後はコンクリートを流し込みます。捨てコンと呼ばれています。平らな場所を作るのと、コンクリートの厚さを均一にして強度のバラつきを防ぐ為にやります。その後に、基礎の完成形の墨を出してそれにそって鉄筋を並べていきます。

鉄筋検査の後、またコンクリを流し込みます。この時も3時に15分休みがあります。これでコンクリが固まると立ち上がりのコンクリを流す為の枠を組みます。こんな感じでまた検査をしてコンクリを流し、内装を作ったりしていきます。完成は綺麗なもので私達の手で作ったものが完成すると、なんともいえないぐらい感動します。

土木・建築で残業は天候に左右される場合が多い

屋外での作業の為、晴れの日は問題ありませんが、梅雨の時期や雨などで仕事ができず工期が遅れている場合は、休み時間を削ったり1日1~2時間程度残業したりして定時では帰れません。

土木や建築関係の仕事は、色々な業者が入りますので、私達が遅れてしまうと他の業者に迷惑がかかり納期が大幅に遅れてしまいます。理由はどうであれ信用問題もあり、それだけは絶対に避けなければいけません。その為残業したりして定時では帰れない事が多々あります。

土木・建築関係に向いているのはどんな人?

とにかく「体力勝負の仕事」ですので、体育会系や体力に自信のある人でなければ勤まりません。それに加えて手先の器用な人は建築に向いています。

若いからと言ってできる甘い仕事ではありませんし、潔癖症や綺麗好きの方は絶対に向いてません。トイレも移動式で綺麗とは言えませんし、キーパーも水道水に氷だけとかあるので、厳しいでしょう。