建設会社の正社員で事務員として働いていました。主な業務は書類作成や経理、来客対応等でした。小さな会社だったので、社長から言われる数々の雑用や掃除等も日々の業務に含まれていました。事務というよりかは何でも屋に近い状態でした。
小さな会社だが融通の効く事務職
良い点は、子供の学校行事や病院は勤務時間中に行かせてもらえたり、急な欠勤に関しては理解していただけていた事です。そして、毎年少しずつではありますが昇給し、ボーナスは初年度からいただけました。金銭面では安定していました。
迎えに行くときや、体調不良で早退したいときも特にツッコまれることはありませんでした。
社長との距離が近すぎて苦痛
一番精神的に辛かったことは、社長とのコミュニケーションでした。小さな会社の為か、社長との距離も近かったのです。
プライベートに関して、子供の事や家族の事を根掘り葉掘り聞かれました。答えなくても答えても長いお説教をされることが苦痛で仕方なかったです。こういうと「それは違うんじゃないか」とか「もっとこうするべきだ」と言った余計な小言を頻繁に言われるのです。
私の事だけならまだしも、子供の教育(塾など)についてや旦那の事や休日の過ごし方について、どうこう言われるのは勘弁して欲しかったのです。言わなければ言わないで「どうして?」と聞いてきます。
社員旅行は強制ではないけれど断ると・・・
会社では数年ごとに「社員旅行」がありました。私が入社した翌年は、社員旅行として1週間の海外旅行が企画されました。
しかし子供がまだ小学生だったので「不参加したい旨」を伝えたところ、社長の機嫌を損ねてしまいました。主人も朝が早い仕事だったので、平日に子供を学校に送り出すことはできませんと説明したのですが・・・。
ひたすら社長には無視された
海外旅行には参加せずに済みましたが、社員旅行が終わってからも事あるごとに社長が嫌味を言ってきました。会社では断るなんて事は「ありえない」と遠まわしに聞こえました。
精神的に耐えられず、退職することを決めました。退職を伝えると快諾してもらえましたが、退職日までほぼ無視され続けました。辞めて正解の会社でした。