1日の仕事の流れ「アパレル店舗で販売」の仕事、どんなことをしているのか?残業は多い?

全国展開している「大手アパレルメーカー」店舗での販売。店舗では社員、アルバイト、パート含め20~30人働いており、働いていた店舗は活気があり、関西で売り上げ上位という活気のある店舗でした。1日の仕事の流れや内容、残業や雰囲気について紹介します。

午前中の仕事の流れ

早朝は「清掃」「朝礼」「ディスプレイの変更」「売価変更」「売り場作り」をしながら、その間に接客が入ります。また交代制でレジ打ちが回ってきます。

基本はポジションが決まっており、極力お店に在庫を抱えないように、在庫が多いものを売るための「ディスプレイ作り」がメインの仕事です。本部からの指示で在庫リストが定期的に送られてきます。商品番号が書かれているので、在庫を探し出して売価変更するのが週に1回ありました。

午後の仕事の流れ

接客業なのでお昼ももちろん営業しています。交代制で休憩を取っているので、売り場担当者がいないところに順番に入って休憩を回します。

お客様の来店は昼からが多いので、接客や販売が昼からがメインとなります。来店されているお客様が試着や服を見たりし乱れてしまうので「服の畳み直し」「商品の戻し作業」「商品陳列」をします。

お客様から要望があった場合は多店舗からの取り寄せ作業をし、逆に多店舗からこちらの在庫の取り寄せ作業もあります。閉店時間が近づくと、明日の業務に支障が出ないように、商品の畳み直しや陳列をレジスタッフ以外で行います。

レジ担当者は、レジを閉め売り上げ送信などをし終礼となるのが午後からの仕事の流れです。

販売員の社員は残業は当然のようにあり、お客に左右される

お客様の入り具合によりますしと、レジの金額が合わない場合は帰れません。定時で帰れるのは、基本終礼までいない家庭持ちの「パートさん」だけです。

募集要項には基本「閉店時間」が書いてあるかと思います。しかし閉店してからも作業自体はありますので、それを定時とするならば残業が発生することがほとんどです。

シフト制の場合、今日中にしなければいけない仕事があったり、買うかどうかを悩まれているお客様の接客についている場合は、それが終わらなければ帰れないのです。

販売に向いている方ってどんな人?

1番は「人と接する仕事が好きな方」です。特に販売員のほとんどが女性で、相手も女性ばかりなので苦手な方は向きません。服のたたみ直しなど、終わらないのではないかと思える量がある場合もあるので、根気も必要です。

サービス業なので帰る時間が安定せず、遅くなることが苦ではない方に向いています。ブランドによっては在庫が切れた場合、在庫がある服を着用することが求められる場合もあります。そのお店で取り扱っている服を着なければいけない事も多々あります。

そのブランドが好きではないと続きません。そして極めつけは店舗ブランドの場合、社割がいくらかあったとしても・・・給料から自腹としてかなりの金額が出ていくことになりますので、それを良しと出来る方が望まれます。