家族経営の「農業」朝から夜まで何しているの?1日の仕事の流れについて

会社や農業法人ではない完全な「自営業」なので従業員は家族3人だけの零細農家。夏場は「落花生」の生産出荷を、冬場は「切り花」の生産出荷をしている完全二毛作です。B級品は地元の農産品屋さんに出荷もします。

農業:午前中の仕事の流れについて

落花生の場合は(必要であれば)水やり除草・収穫期であれば収穫をします。切り花の場合は(必要であれば)水やり、咲きすぎた花の剪定、出荷用切り花を切って不要な葉を除去します。

農業は他の仕事とは違いその日その日の天候や作物の状態で、優先すべき仕事が変わってきます。状況によっては上記の作業ではなく、農薬散布や追肥を与える作業などが置き換わる場合もあります。

農業:午後からの仕事の流れについて

落花生の場合は収穫した実の「洗浄と出荷用の梱包」、出荷場へ運ぶ等、除草や使用した機材の洗浄も行います。切り花は余分な葉を落とした花を同じ長さに揃えて10本束ね、それを20束作って出荷用箱に梱包します。

時間があれば除草や使用した機材の洗浄や作業場の掃除なども行います。こちらも状況によってやることが変わりますが、大体の1日の流れとしてはこのような流れで作業していきます。

やったらやっただけ見返りが来る、農家には早出や残業という考えが無い

農業なので基本的に早出も残業もありません。強いて言うなら夏場の暑い時期は「早朝5時」くらいから午前9時くらいまで働き、途中はやすんで15時から19時まで働く事が多いです。

なぜなら真夏の炎天下で働くと熱中症になるので体調を崩したり、健康面を考えなくてはなりません。冬場は逆に9時頃から働いて途中昼の1時間は休憩し、その後17時まで働く事が多くあんります。

農家に向いていいる人とはどんな人?

体力は必要なので体育会系であることは必須です。しかしあまり人と関わるのが得意でなくても、最低限のコミュニケーションが取れれば農業では十分お仕事ができます。単調な作業を黙々と出来る人は農家に向いているのです。