図書館で働く場合、1日の仕事の流れはどのようになっているのか

大学の研究所内にある図書館で、一般書は扱っておらず、専門書のみを置いている図書館です。規模は比較的小さく、スタッフは全部で5人。室内での仕事で、主な業務は本や雑誌の「購入」「受け入れ」「管理」の他に「カウンター業務」があります。国内外の他大学との本の相互貸借や、依頼を受けた文献の複写サービスもあり、スタッフで分担して担当します。

図書館の仕事:午前中の仕事の流れ

朝の8時に出勤をしてから開館時間の少し前まで事務室でメールチェックをし、返信の必要があるものについては、返信して対応します。

開館時間(9時)の15分くらい前になったら、館内のカウンターへ行って開館の準備をします。カウンター業務は「当番制」で、当番ではないときは事務室で別の仕事を行ったり、館内の書棚を整理したりするなどの仕事を行います。

9時に開館したら12時くらいまでカウンター業務を行い、本の貸し出し作業や返却処理の他、来館者の質問に対応します。

来館者が少ないときは、カウンター業務の合間に本の返却を大幅に延滞している利用者に連絡を取って返却をお願いしたり、破損本を修復するなどの仕事をする場合もあります。

図書館の仕事:午後からの仕事の流れ

昼食後は事務室で、書店から届いた本や雑誌の受け入れ作業を行います。専用の端末を使い、購入した本や雑誌の書誌情報を入力して図書館の備品として登録を行います。

この作業を行うことで、図書館のOPAC(蔵書検索システム)で検索を行ったときに新しく購入した本や雑誌が検索結果に反映されるようになるのです。本については、この受け入れ作業の時にバーコードも貼っていきます。

この受け入れ作業の合間に、同時進行で電話対応も行ったり、他大学から相互貸借や文献複写の依頼があった場合は、その対応も行います。

受け入れ作業が終わったら、新しく購入した本やカウンターに返却された本を、管内の書棚に配架します。このときに一緒に、書棚の整理も行います。

図書館の残業は比較的少ない

図書館は、そんなに頻繁ではないですが残業をすることもあります。例えば、書店から大量の本や雑誌が届いて勤務時間内に受け入れ作業が終わらなかった場合は、残業をして終わらせることもあります。

また、1年に1度は1年分の雑誌をまとめて、製本工場に依頼をし製本をする時期があります。その時期は通常の業務に加えて製本に関わる業務も加わるので、残業が多くなります。

図書館で働くのに向いている人とは?

本が好き」であるのと同時に、利用者さんや業者さんとのコミュニケーションが必要なので人と関わることも好きであることが重要です。

また、重い本を持ち上げたり、本を書棚に配架するなどの体を使う作業もあります。そのような作業も苦にならない人に向いています。他には普段の業務にはパソコンが欠かせないので、一定のパソコンスキルもあればなお良いのではないでしょうか。