就業規則を見せる必要はない、君は仕事だけしてろ。体育会系のワンマン社長がいる企業

小さな会社で雑務全般を担当する「庶務」のような役割をしています。社員数は数名で、雑用を含めたあらゆる作業を任されている感じです。この会社で勤めて2年になりましたが、精神的に限界で今月末で退社する予定です。

昔ながらの精神論で体育会系の社長

とにかく社長がワンマンですし、パワハラがかなり酷いのです。社長一人に対して、役員もおらず数名の社員で働いていますので、誰も逆らえずに社長のやりたい放題に付き合わされています。

考えが古い人で何かと「精神論」を振りかざしてきます。「できるできないじゃなくてやれ」「残業するのは努力が足りないから」「俺を感動させるまでやれ」と、根拠の無いことを要求し続けてきます。

出来ないのは努力が足りないから、出来るまでサービス残業をしろ

残業はみなし残業として毎日2時間分付いてはいますが、2時間で帰る社員は全くいません。しかも2時間を超えた分に関しては「サービス残業」で賃金が支払われることもありません。

仕事の質よりもどれだけ時間をかけたか、それだけを基準に評価が決まる会社です。ある日、休日出勤を命じられた社員が社長に言いました。「休日出勤の場合は振替休日をもらったり、給料に上乗せしたりということは可能ですか」と聞いたところ、社長は無言で無視です。

就業規則はあるけど見せることは出来ない

これまでは、他の社員が休日出勤をしても泣き寝入りで振替休日をもらっていませんでした。その際に「会社の就業規則を見たいのですが」と言うと「うちでは開示していない」と回答されました。

本来なら従業員に必ず見せる必要のある就業規則です、開示していないのはありえません。

他の社員の前で残業や規則の話をするな

このような扱いから、休日出勤やサービス残業、それに取れるはずのない有給については目をつぶってきました。

すると就業規則についてみんなの前で話した社員は、後に社長から呼び出されました。なんでも「皆の前であんな話をするな!」と怒鳴られたそうです。社員の前で就業規則の話をしてはいけないというのです。

会社にはそもそもタイムカードがありません。どのように就業時間を管理しているのかは全くの不明で、不信感が募りに募り退社する事に決めました。こんな労働基準法に違反しているような会社は、早く倒産して欲しいと願うばかりです。