当時は賃貸アパートで1人暮らしをしていました。東京郊外の1kで家賃は約7万円です。駅から徒歩3分で住宅地にあり、近くにはスーパーマーケットやドラックストアもあったので生活には困らないような立地でした。築年数は古く設備もいまいちですが、1人で住むには不自由なく快適でしたが仕事がなくなったのが痛かったのです。そこで次の仕事が見つかるまでの繋ぎとして、アルバイトをする事にしました。
コーヒーショップでの仕事はお昼以外は楽
某コーヒーショップのチェーン店で2か月ほどアルバイトをしていました。ドリンクやフードの作成にレジ打ちをし、掃除や接客がメインの仕事でした。以前利用したことがあるお店だったので、お昼以外は適度な混雑で特につらいという感覚は無さそうだと思っていました。実際はその通りで、時給が安いのも納得でした。
週に5日前後でシフトを入れてもらって6~7時間は働いたのですが健康保険や厚生年金に税金で減ると「約12万円」の手取りでした。早朝のシフトが多かったので、時給は通常よりも少しだけ良くなりましたが良くなって12万円です。
アルバイトは転職活動中の無職期間に行った
働いた理由は勤めていた会社を辞めて「転職活動中」だったからです。仕事探しだけでは暇でしたし、全く収入が無くなるのは不安でした。そこでアルバイト雑誌で見かけた期間限定のアルバイトに申し込んだところ、運よく1発で受かりまして働くことにしたのです。
仕事は朝からで昼過ぎには終わっていました。ですので夕方からは、次の仕事を探すための転職面接にも行けたのでちょうどよかったのです。
ある程度の貯金があったので凌ぐことができた
転職活動がいつまで続くか分からなかったので、いつまで続くのかという「不安」はありました。それまでの貯金がある程度有り、そこまで我慢することはありませんでしたが、アルバイトをしている間は洋服は一切購入しませんでした。節約を心がけていたのです。
「生活必需品のみ」の支払でさすがに「12万円」の手取りから「7万円」の家賃と食費を「数万円」使うと、貯金は全くできませんでした。幸いなことに2か月後には正社員になれたので、ほとんどマイナスにはなりませんでした。しかしそれ以上経過していれば今頃は赤字になっていたでしょう。
面接時に予め長く働けないことは伝えていた
元々は短期間しか働かないつもりだったので、転職先が決まったら辞めるつもりでした。アルバイトの最初の面接の時にもそのように伝えていたので、すんなり辞めることができました。
元々短期間の募集でしたし、サービス業は東京都といえど人手不足が目立ちます。他に時給がよくて割の良い仕事がたくさんあるので、離職率も高く若さもあってか面接はすんなり通りました。しかし時給が安いので、よっぽど好きでなければ長くは続けることはできないでしょう。その後は内勤の仕事に就きました。