大手銀行の窓口業務、1日中どんな仕事をしているのか、残業は多い?

メガバンクの1つで全国に支店を持つ規模の大きい銀行。個人向け、法人向けの融資や資金運用を始め、預け入れ、払い出し、自動機の提供、等事業内容は多岐にわたります。銀行の窓口業務、1日の仕事の流れはどうなっているのでしょうか。

銀行窓口業務:午前中の仕事の流れ

銀行の支店が朝に開店してからは、窓口にやって来るお客様の様々な手続きと並行して、事務のセンターから送られてくる大量の書類の対応をします。窓口が混んできたら、後方から支援します。口座の開設から振り込み依頼や年金や資産運用についての相談、印鑑登録や変更といった業務があります。

また午前中は特に自動機の利用数が多いので、自動機の障害対応や手続きの補助などに呼ばれ、仕事が無いというときはなく常にバタバタしています。

銀行窓口業務:午後からの仕事の流れ

お昼過ぎてからも午前中と同じく、窓口にやって来るお客様の事務手続きや自動機の障害対応、電話対応が主な仕事です。センターにその日受けた手続きの書類を送らなくてはいけないので、発送の準備も各自進めます。

15時を回ると「小切手」や「為替手形」をセンターに持ち出す準備をし、書類を事務センターに送る準備を担当者が行い、出納担当者は支店のお金の勘定の一致を確認します。

銀行窓口業務の残業は少ない

窓口業務で残業することはあります。銀行なのでもちろん勘定が1円でも合わないと、合うまで帰れません。その他にも日中受けた手続きに関しての調べごとや、電話で受けたお客様の対応に必要な書類を集めたり、と細々したことで残業します。

しかし窓口担当者はそこまで遅くまで残業することはありません。よく閉まっている店舗で遅くまで明かりがついているのは、窓口以外の業務の方です。

銀行の窓口業務に向いている人とは?

真面目な人」に尽きます。銀行なので勘定が一致して当たり前、数字を間違えなくて当たり前、書類に不備がなくて当たり前の世界です。真面目に仕事に取り組むことができない人には決しておすすめできない仕事で、信用問題にかかわります。