携帯電話ショップの1日の仕事の流れ、店舗によっては鬼のように忙しい?

地元で3店舗を経営している携帯販売会社です。1店舗当たりのスタッフは正社員・派遣社員合わせて平均で10人。業務内容は主にDOCOMO(ドコモ)・AU(エーユー)・SOFTBANK(ソフトバンク)といった携帯電話の販売・修理受付・操作案内・携帯料金収納・インターネット回線契約です。1日の仕事の流れはどのような内容でしょうか。

携帯電話ショップ:午前中の仕事の流れ

午前10時の開店に合わせて、9時30分より店内清掃や朝礼を行います。週に何度かは9時から集まり、新しいサービスやプランなどの勉強会を行っています。月に1度は地域の清掃も行っており、掃除はお店では結構大事で朝から窓を必至に拭いている店舗を見かけることがあるのではないでしょうか。

10時になりお客様の応対がスタートします。閑散期は1時間ほど全く来店がない場合もありますが、繁忙期は開店前から扉の前にお客様が数組並んでいます。

お客様の内容に合わせて機種選定や、その他のサービスの提案、修理の場合はデータバックアップ後診断を行っています。昼食は12時から順番に回していきますが、忙しいときや新機種の発売日などは1日中昼食が取れない場合もあります。

携帯電話ショップ:午後からの仕事の流れ

昼食前に行っていた内容を午後からも繰り返します。定期的に在庫管理も全員で行っているので、空いているスタッフが在庫の確認をしています。

19時の閉店に合わせて一日の締め作業も同時に行っていきます。しかし、繁忙期で19時でも数組待ちが出ている場合はこの作業は後回しになり、退社時間が遅れます。時には21時を超えてまでお客様がいる場合もあります。

お客の多い携帯電話ショップは残業ばかり

残業は毎日のように当然あります。定時で帰れたことは入社してから5年間で1度もありません。もちろん残業代もでませんしサービス残業です。中には大規模で大手の会社では、きちんと出ているところもあります。

閉店後は残ったお客様の応対、営業中にできなかった締め作業、日報作成、個人の獲得集計、修理預かり機械の発送準備、翌日の業務準備などがあります。

19時前からお客様がいない場合は19時半には退社することができます。しかしお客様が残っている&仕事がたくさん残っている場合は翌朝の3時まで退社できなかった時もあります。もちろん残業代や手当ても無し。携帯電話ショップって外から見ると、暇そうに見えますが実は結構やることが膨大です。

携帯電話ショップで働くのに向いている人とは?

携帯電話ショップに来店される方は、携帯の事について詳しく分かっている人ばかりではありません。ご年配の方には分かりやすく明確に説明が必要です。

中には根気が必要な方もいます。自ら携帯を故障(落下、水に落とした)させたのに、データが取れないということでスタッフに暴言を吐いてくる人も中にはいます。

しかし、そういった人ばかりではなく、初めて携帯をもって嬉しそうにしている子供さんや、自分でスマホが操作できるようになって喜んでくれる方など、この仕事をしていてよかったと思えるお客様がほとんどです。

人のためになりたい、携帯電話が好き、人との会話をすることが好きという人には向いている仕事です。