大手電機メーカーの「最悪な部署」に配属されてしまった・・・

5か月前まで働いていた会社は「大手電機メーカー」でした。世間で言うところの「一流企業」なので聞こえが良いのでしょうか。「いい所に就職したね。将来安泰じゃないか!ボーナスや退職金多そう!」など友達から言われていましたし、家族も鼻が高かったです。確かに他の企業に比べて「ボーナス賞与」や「福利厚生」に関してだけは社員想いの会社だったと思います。しかし内部は悲惨でした。

部署や営業所がたくさんあると環境は異なる

同じ株式会社とはいっても「大手企業」となると、部署が数え切れないくらいあります。どんな部品を作っているか、何を扱っているか、作っている物ごとに「職場のカラー」が全く違うことが分かりました。

中小企業でも営業所によって環境が違うし、倉庫と事務の現場もやることが異なるので当たり前と言えば当たり前ですが、同じ会社なのかと疑いたくなるような違いです。

部署によって働きやすさが違いすぎる

私のいた職場は超ブラックと言われるほど環境が最悪でした。同期入社の数人は全く違う部署に配属されており、どんな部署か聞いてみると耳を疑いました。みんな口を揃えて「休みは取りやすいし、フレックスもあるし楽だよ!」と言うのです。

私がいる部署は全くそんなことありませんでした。「え、休み・・・なんですかそれ?フレックスしている部署なんてあるのですか!?」という感じでした。

休むことや有給休暇は「悪だ」と言う昔の体育会系

私がいた部署は「製造部」の中の現場に近い事務所でした。常時人が足りていない部署で、派遣社員の方でも月に残業が40時間オーバーはザラでした。

なぜこうなっているのかと言うと、職場の雰囲気が「残業していない奴は仕事ができない奴だ!有休を取るのは悪だ!」という感じだったのです。ですので、派遣社員の子が体調不良で3日間休んだことがあり、何とすぐに契約解除に・・・。

威圧や大声で「曲げたルール」を従わせる

こんなことがありました。ある派遣社員の方が体調が悪いから「今日は帰らせてほしい」とリーダーに言ったんです、体調不良による早退です。するとリーダーは「帰りたいのか?それとも帰りたくないのか?」と大きな声で言います。派遣の方は「いや・・・帰りたいわけじゃないのですが、本当に体調が悪くて吐きそうなのです」と。リーダーは「だから帰りたいんだろ?はっきり言え!」と。

派遣の方は震えて萎縮しています。「今の時間は午後3時だが午前中までの勤務で記録をつけておくからな!」と威圧的な態度で言うのです。午後3時まで働いたのに午前中の給与しか払わないなんて、完全に違法です。

派遣社員というのはは本来「時給制」ですから、3時で帰った場合は3時までの時給はつけないといけません。しかしリーダーが強制的に事を進めたため、その人は3時間分のただ働きしたという事になります。そんな職場だからこそ毎月平均5人は人が辞めていくのです、上が下をロボットとしてしか見ない最悪な職場でした。