兄弟の葬式に出席できない「休むことさえ出来ない」心なき職場(飲食業)について

以前働いていた某ファストフード店は結構繁盛していました。そこの責任者は大変心ない人で、私の兄弟が亡くなり葬式や告別式に行く為に休暇を申し出た時も拒否されました。

従業員の事を何も考えない職場の責任者

兄弟が亡くなったので休ませてほしいと願い出ると「だからそれがどうかしたの、あなたの身内で不幸があった、それはこの店には何の関係もないんだから、(仕事に)出てきてよね、もし来なかいようなことがあれば来るまで鬼電するわ」と人としてありえない事を言われたのです。

これには怒りさえ覚え、バックれてやろうかと思いましたが社会人としてそんな行動は取れませんでした。

更に上へ申し出るも拒否される職場

その人にも家族親族など大切な人がいると思いますが、自分が全く同じ立場なら休まずに出勤してくるのでしょうか。その出来事を更に上の店長に相談したところ「人手不足だから仕方がない、我慢してくれ」としか言われませんでした。こうなればもうどうしようもありません。

会社の体質は異常、人を人とも思わない人種で溢れかえっている

今まで理不尽な事はたくさんありましたが、ここまではあり得ませんでした。結局は無理やり出勤した為、兄弟の葬儀告別式には行くことができませんでした。

大切な兄弟に最後のお別れができなかった事は、本当に残念の極みで無念です。人として当たり前のこと、それを会社側の一方的な都合でさせてもらえない、そんな会社の体質は早急に改めるべきではないかと思いました。

結局は会社が人材で苦しむことになるのは目に見えている

このような待遇をずっと続けていればどうなるのでしょうか。結局は会社に多大な不平不満をもつ人が増え続けて 退職する人も多数出てきます。またこのような会社事情を外部の人が知った場合、この会社へ就職したいとは思わないのではないでしょうか。結局そういった悪い噂は周りに伝わっていくものです。

会社を「働きやすい環境にする」には人手不足の改善が急務です。そうでなければいかなる理由があろうとも、何がなんでも働かなければならない・・・という環境に人を追い詰めます。こんな事が続けば過労やうつ病が問題になるのです。

人が足りない時間は誰が働くのか、それは残っている人材

気持ちにゆとりの無い職場となると、結果的に職場がブラック化に陥るといった最悪の結果を招きます。従業員一人ひとりが心ある行動にでることが出来れば、ブラック化は少しずつでも解消されます。しかし上に立つものが下の事を考えたり、人を思いやる心が無ければ、結局下が言っても泣き寝入りというのが現状です。

特にサービス業や飲食関係の職場は、このような事に限らず酷い職場が多いでしょう。普段の生活を乱しかねない環境で、独身ならまだしも家族がいると思うとやりきれません、どうしたらよいものか改善策はないのでしょうか。