不動産屋の1日の仕事の流れはどんな感じ?週末が無茶苦茶忙しいのは本当か?

大手のフランチャイズの不動産屋。従業員10人くらいの営業会社で、事務員は他に3人。賃貸売買やマンション管理業務、リフォーム提案に施工や発注などを手がける不動産全般の会社です。不動産屋の1日の仕事の流れについて紹介します。

不動産屋:午前中の仕事の流れについて

9時に出社し、出社後はまず事務所の掃除、事務所近くの外の掃除、ごみ拾いをします。案内で使う車の掃除をし綺麗にしておきます。開店の10時前に全員で朝礼の挨拶後、その日の個人の予定などを発表します。

その後はお客様と約束がない営業マンはチラシやインターネットに掲載するための「物件の外観」「室内写真」「物件の調査」など外出をします。その際には、近隣で流行りのスーパーや、カフェ、美容室など物件以外の情報を得たり、近道、抜け道なども調査します。お客様にお部屋をご案内するとき、こういった立地条件や住みやすさの説明をする事で成約に繋がりやすくなるのです。

不動産屋:午後からの仕事の流れについて

昼食後は、貸主リストより次の日のアポイント、リフォームの提案、午前中外出した者は、写真の整理や新規の物件登録、ネット上の物件調査を行います。

物件掲載サイトの調査、管理、掲載物件の入れ替えなどもしていきます。夕方以降は、契約まで至っていないお客様への営業の電話、貸主へのアポイント、空室の確認をします。本日の日報を書き、次の日の準備をして店舗の片付けをすれば1日の業務は終了です。

不動産屋の週末はとても忙しい

不動産屋の稼ぎ時は週末です。そのため金曜日、土曜日、日曜日は、基本「残業は当たり前」です。あくまで営業会社ですので、お客様の時間に合わせて物件の案内、申し込みなどしていると、あっという間に営業時間が過ぎています。物件の案内場所が店舗から遠ければ、戻ってくるまでに時間がかかります。

店舗で1人の営業マンが接客をしている以上、他の社員も基本はお客様が帰られるまで残ります。後は、夕方に新築の情報がくると登録などで残業になることもあります。物件の新鮮さや掲載スピードも重要です、他の不動産屋も扱っている場合はお部屋は争奪戦になるからです。

不動産屋の仕事はどんな人に向いている?

会話好きと言うよりも、お客様に対して「良い気分」にできて、基本は「聞き上手な方」であれば、男性女性関係なく向いています。そして紹介をすれば家主から紹介料も入るので、負けず嫌いの方や少しだけ強引な部分がある方は稼げますし、ノルマのあるところでは務まりません。そうでない場合は辞めていく方も多いのがこの業界です。