高齢者が生活保護でパチンコをしている?年金者は自宅でテレビを見る現実

以前一時的に住んでいた「下町」で高齢者の生活保護が多かったのが印象に残っています。なぜ生活保護だと知っているかというと地元の人が「あの人は生活保護だよ」と言ってくるからです。行動や話す内容でどの人が生活保護を受けているのか、大体分かるのだそうです。

パチンコ屋は相変わらず午前中から混んでいる

仕事へ行く前に毎朝駅前を通っていました。朝の通勤前にはコーヒー屋のコーヒーを飲んで会社に行くことが日課でした。コーヒー屋の隣は「パチンコ屋」です。その駅前にはパチンコ屋がけっこう沢山あります。

いつもはまぁまぁ賑わっている程度でしたが、ある日ものすごく駅前が混んでいる日がありました。混んでいるといってもドラマの撮影や俳優がきて群がっているわけではなく、駅前が混んでいる理由は、そうですパチンコ屋がたくさんある場所です。

前歯の無い高齢者がたくさん並んでいた

朝から開店前のパチンコ屋に大行列でいろんな方が並んでいます。若者もいますが高齢者の割合が多く、知り合いに聞いてみると何とこの日は「生活保護の支給日」なんだそうです。

朝早くから並んでいるせいなのか、座って「パン」や「おにぎり」を食べたり、コンビニでラーメン買ってお湯を入れて食べながら、路上に座っている人もいます。

知り合い同士が多いのでしょうか、何人か固まって高齢者が話しをしています。よく見ると「前歯がない人」も多く、その前を通るとつーんとした臭いがしています。失礼ですがあまりお風呂に入っていないのかな・・・と感じました。

ビジネスマンと生活保護の高齢者

もちろん駅前なので足早に通勤するサラリーマンも沢山います。そんな中でパチンコ屋の前の路上に座って、開店と同時にパチンコに興じる・・・おそらくこれは月に数回の楽しみなのでしょう。

しかし納税者としてはこれは納得はいきませんし、地域の治安や風紀も非常に悪く感じます。並んでいる方に知り合いはいませんので、一人一人の詳しい事情は分かりません。

理由は分からないが見ていて気持ちの良いものではない

もしかして色々な過酷な人生経験を積んで、最終的にそこにたどり着いたのかもしれません。自業自得な方もいれば、努力だけではどうにもならないことも世の中にはたくさんあり、苦渋を味わっている方もいます。しかし貧困って何だろうか、頑張って働いている人がいる一方で、貧困に甘んじてパチンコに興じる高齢者達を私はあまり見たくありません。

一方で年金受給者の中には月に6万円ほどの支給しかなく、自宅でテレビを見て過ごすしか楽しみが無いとも聞きます。それだけ生活保護には余裕資金があるということでしょうか。

また生活保護者であるならお金の使い道が間違っているとも思いました。確かに現物支給や家賃などの天引きが話題になるのも分かります。そのための資金を遊行費に使っているからです。あまり好きな街ではなかったので、毎日見かけるのが苦痛になり早々に引っ越しすることにしました。