自動車ローンを「最長7年」で組んだら、払い終える前に車がボロボロに・・・

新しい自動車を購入する時にカーローン(自動車ローン)を組みました。車はディーラーで購入したのですが、ディーラーが勧めるローンです。頭金で半分ほど支払い、その他の60万円を7年ローンで返済することにしました。

毎月の負担を軽くしたいので最長ローンを組みました

ローン返済の期間は7年よりもっと短くしても良かったのですが、できるだけ家計の負担を考慮し、毎月の負担を減らしたかったので、最長で組めるローンを選択しました。

毎月、8千円ずつという小額で返済していきました。ボーナス払いが無かったので、一定の金額で毎月均等に返済できたのは精神的に助かりました。カーローンの返済は延滞などで滞ることはなく、無事に7年経って完済することができました。それまではまだ支払いが終わっていない、借金で買ったという気持ちがありましたのでローン返済が終わり、初めて自分の車になったような気がします。

最長ローンを終える頃には自動車はボロボロに・・・

しかし車のローン期間があまりにも長かったので、ローンを完済した頃には車のメンテナンス費用がかなりかかるくらいくたびれていました。マイカーローンを払い終える前に、途中で車を買い替えようかと考えたのですが、再度お金が必要になるので支払いが終えるまでは待つことにしました。

オイル交換の時期が遅かったことや、結構高速道路を走りタイヤも磨り減ってきてエンジン回りも疲労してきました。車検に行くとここを交換したほうがと言われることも多く、新車時ではほとんど無かったメンテナンス費用もばかになりません。

カーローンの月々の返済よりも、むしろ修理代の方が多くかかってきました。エアコンの調子やミラーやドアの不具合など・・・。これを合わせると、車の維持費の負担はかなり多くなっていたのです。実はローンよりもこれらが家計をかなり圧迫していて、思っていたよりかなりの節約をしなければいけなくなりました。

外れの車だったのか、扱いが粗かったからなのか

機械部品でもそうですが、同じ物でも思ったより早く壊れる型もあれば長持ちするものもあります。買った車がたまたまハズレの車に当たったのか、それとももっとメンテナンスにお金をかけていれば良かったのか、それは今となっては分かりません。

結局、車のローン返済額以上にメンテナンス費用がかかってしまい、もしかしたらこの買い物は失敗したかもしれないと思うようになりました。それでもなるべく低い金額でローンの返済ができたのでマシですね。

しかしよく考えてみると、7年は非常に長い期間です。住宅ローンになると、35年ローンといった話も聞きますが、ようはその期間だけ金利を余計に支払っているという事になります。ですが万が一の突然の出費などに備えて、ある程度は銀行に貯金しておかなければいけないので、やむを得ないのです。

7年間毎月のようにローン・・・ローン・・・と頭に残っている

ローンの返済期間中は、どうしても頭の中から「今月も返済だ・・・」という意識が離れません。そのおかげでお金に対しては、かなりシビアな考えに変化しました。

カーローンの返済を始めてからというもの、本格的なお金の節約に目覚め、いろいろな知恵を借りて節約するようにしています。休みの過ごし方であったり、人付き合いであったり、レジャー施設や食べる物も変わりました。元本だけならまだしも、利息もかかるので非常にもったいなく感じ、繰上返済してでも早く返済すれば・・・と今でも思っています。

世の中にはすごい人もいて、家も貯金したお金から購入する人がいます。そこまでたくさん貯めれませんが、金銭感覚は参考にしてみたいものです。