貧しいことは様々な問題を生む為、昨今は特に話題になっています。貧困問題がテレビや新聞で取り上げられており、貧困問題が大きく進むと社会の秩序が乱れていくというのです。子供が勉強する機会が無かったりと問題視される事が多いですが、私は現代のお年寄りこそ貧困問題に直面していると思っています。
貧困問題は子供以外にお年寄りが多い
実際に貧困の人間が増えると周りでも連鎖的に増えていきます。お金の回りが悪くなる事であって、結果として良くない出来事が連続して起こるのです。私は安いアパートに住んでいた事があり、そこでまさに「貧困だ･･･」という場面に遭遇したことがありました。
向かいのアパートの高齢者が揉めている
私はアパートに住んでいたとき、目の前の別のアパートで問題は起きていました。それはこちらの安いアパートよりも一層古く、おそらく家賃も激安であろうボロアパートです。壁は黒く色あせておりいかにも･･･古過ぎる･･･といった手入れもされていないアパートです。
その日は午後から家にいて普通に自宅で過ごしていました。すると前のアパートの部屋から喧騒が聞こえて気になって玄関ののぞき窓から見てみました。
返済が滞っているのか･･･
その声は徐々に大きくなってトラブルだと分かりました。相手は高齢者の方でなにやらお金のことで揉めていました。お年寄り1人に男性の方が何か文句を言っており、部屋に入っていきました。私は怖くなってそれ以上はあまり話を聞かないようにしました。
しかしその話では「家賃滞納」の話題が出ていて驚きました。高齢者は家賃を支払っていなくて、大家もしくは保証会社の方に怒られていたのです。私はこういった出来事が、現在の高齢者に起こることに驚きました。なぜかというと、高齢者には年金が出ているからです。
貯金は取り崩して年金は少ない
生活保護数が過去最高を記録とニュースで見かけましたが、国民年金は更にその下をいく支給額です。１ヶ月に６万ちょっとでしょうか、しかも満額かけていたとしてです。どう見ても自営業には見えず、おそらく厚生年金の額がかなり少ないのか、働いていたけど現役時代は国民年金しか入れなかったものと考えられます。
貧困になる理由は「年金」や「貯金」が少ない為です。貧困になると人間の精神面も不安になり、心まで貧しくなると言われています。
実際に私が見た高齢者は、動揺し酷く焦っていました。私は歳を重ねてこういった状況になるのは不幸だと同時に可愛そうと思ってしまいました。ですので私は若い頃からお金を極力使わないように、節約して生活しなければと切に思いました。
