30代の男性で1人暮らしをしていました。時々派遣労働のスポットに入りながら、ギリギリの生活をしていました。そこへ友人の結婚の報せを受けて、結婚式に参加することになりました。当然ですが「祝儀金」が必要になり財布や貯金を見ましたが、どう計算してみても少し足が出てしまう状況です。お金になりそうな手元にある品を売ったりしましたが、やはり少し足りないのです。
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1度も借金した経験が無いので問題ないはずだけど・・・
迷いに迷った挙句の最終手段として、消費者金融でお金が借りれるのかどうか試してみることにしました。CMで宣伝されている名前の通った業者を選んで、ネットで情報を収集してみました。
今までは借金歴が全く無かった為、当然借りれるのではないかと思っていたのですが・・・「無職」の人間は借りることが難しい、と書かれているのを見つけ戸惑いました。
派遣と無職について
なぜ働いているのに無職という言葉に引っかかったかというと、派遣労働のスポットで働いている場合は、その職に「就いている」と判断されるのだろうか、と思ったからです。
というのも派遣へ登録してから期間で「半年」しか経っていませんでした。1ヵ月の働く時間も10日程でしか稼働していなかったのです。これがフルタイムのアルバイトや正社員なら20日行って10日休みが多いですが、私は逆で10日行って20日休みだからです。働いていると見なしてもらえるのでしょうか・・・。
誰にも見られないように隣の駅へ
自分ではお金が借りられるかどうかの判断が付きませんでしたので、駄目で元々というつもりで消費者金融の「無人契約機」を訪ねてみました。
場所は近くでもありましたが、電車に乗って一駅離れた場所にある支店を選びました。誰か知り合いに入っていくところを万が一見られたりすると、聞かれたとき気まずいですからね・・・。
審査結果は問題なしとのこと
金額的には「5万円」借りれればいいかな・・・という算段で審査に入りました。結果は合格で問題なしとのこと。理由は分かりませんが「20万円までの枠」を貰うことができました。
最後に質問で「実家の父の職業」を聞かれました。父は普通の会社員ですが、もしかすると最悪そこから取れるだろう、という算段が付いていたのかもしれません。
余分に借りたことが裏目に出た
20万円まで問題ないということで、とりあえず5万円必要でしたが多めに「10万円」を借りました。元々余裕が無かったことから、少し余分に借りたのが間違いでした。
この時は直近の資金問題が「全て解決した」ので、とても晴れやかな気分でした。しかしそれがダメだったのかもしれません・・・。というのも、久し振りに余裕資金が出来たということもあり、脳が勘違いしたのでしょう・・・パチンコですってしまったのです。
5万円だけ借りるはずが、結局限度額いっぱいに・・・
最終的には更に10万円を借りてしまい、20万円の限度額いっぱいを借りることになってしまいました。これらの返済は「毎月9千円」で「29回払い」です。計画性の無さからこのような事になってしまい、結局は1人暮らしの生活に行き詰まってしまいました。
そしてお金の都合で実家に帰ることになったのです。実家に帰ってからは、家賃や食費の面で自動的に支出も減っていき、新しい仕事も見つけ月にある程度の一定収入が得られるようになり、現在は繰り上げ返済をしていっています。足らない分だけ計画的に借りるべきだったのです。