毎月限られた給料の中からは、各種ローンの支払いを始め、保険・水道光熱費・スマホ代金・家賃が銀行口座から自動でお金が引かれていきます。その残りのお金で生活に掛かる費用をまかなっているのですが、突然の出費は家計に衝撃を与えます。
健康な人でも病気は誰にでも起こりえる
突然のお金が入用になった時は誰もが困ります。ある程度どれくらいのお金がいつに必要になるのか、予測がつくとどうにかなるのですが、予測がつかないのが体の不調です。
風邪や下痢くらいなら問題はありませんが、予想もしない出来事が起こりました。体の不調がきて念のため病院に行ってみてもらうと、「精密検査をしましょう」と言われたのです。
検査は調べる項目が多いから医療費は高くつく・・・
「レントゲン」や「CTスキャン」「X(エックス)線検査」といった器機を使った検査が行われます。そして一通りの検査が終わり、支払いの時に驚かされます。最悪の場合一気に「2万円以上」かかる場合があるのです。かといって医療費を払わないわけにはいきませんので、仕方なく支払いますが・・・今後のやりくりの生活に支障が出てきます。
かつて私は「尿管結石」になり近くの病院に行って精密検査をし「1万円」かかりました。更に大型病院で再検査となり追加で1.5万円かかったことがあります。
この時は手持ちがあったので全て現金で支払いました。しかし生活費に回すお金だったため、今後このような事があったらどうしようか・・・と思って考えていた時、クレジットカードがあることを思い出しました。初めて3万円をカードローンとして借り入れたのです。
これはクレジットカードに付帯されているキャッシング機能の事で、ATMで手続きが済むものです。リボルビング払い(リボ払い)で返せば毎月1万円プラスの金利でしたので、助かりました。
職場で倒れた突然の出費
その数か月後に更に大きな出来事が起こります。職場で仕事をしている最中に、お腹に激痛が走り同僚に救急車を呼んでもらい、病院へ運ばれたことがありました。
約1万円の支払いでしたが手持ちがなく、更に朝6時という早朝の為に銀行にも行けませんでした。そこで相談すると「クレジットカード決済」ができると言われて、カードで治療費を支払いました。
初めて「持ってて良かった!」と思ったクレジットカード
クレジットカードの借り入れは日常的には行っていませんが、今回2度の突発的な病院費用に使い、何とか助かりました。その後はとくに突然の出来事に巻き込まれてはいないので、クレジットカードで現金の借り入れは行っていません。
しかしクレジットカードを「1枚」だけでも作っておくと、万が一という時に支払いで助かります。ただし後払いを良いことに調子にのると支払いが大きくなるので、普段は使わないという決心が必要です。
年を取って後期高齢者になると医療費は格段に安くなります。しかし若くてもそれまでは検査1つ取っても結構な費用となります。日本では医療保険の負担が多いと言われていますが、家庭にとって「突然の医療費」が生活にとって最も負担が大きいと思うのです。今の3割負担は、実際に病院に行って支払いに直面した人じゃないと分からない程高く感じます。