大学を卒業して新卒として会社に入りました、そこで働きだして2年ぐらいは何事もなく普通の生活を送っていました。しかしある日、職場の先輩に誘われて「パチンコ」へ行きました、そこで何とビギナーズラックで5万円勝ってしまったのです。そうなるとご想像の通り調子に乗ってしまい、のめり込んでしまいました。
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休日や仕事帰りにパチンコへ
一人暮らしをしていて仕事を終えては寝るだけの生活でしたので、時間的な余裕はありました。会社帰りにお店の前を通るため、フラフラと吸い込まれていったのです。
それでも1年ぐらいは給料で問題無く生活していました、しかし徐々にお金が無くなり消費者金融から「50万円」借りることにしました。幸いな事にそこそこの会社へ就職できたいたこともあってか、借入時の審査は問題なく通りました。
若かった自分、貸してくれることに甘えてしまった
消費者金融の借金があったにも関わらず、以前と同じようにパチンコへ行く毎日の生活を送っていました。今から考えると、若かったのかバカだったのか分かりませんが、かなり愚かな行為をしていたと思います・・・。
毎日パチンコへ行っては湯水のようにお金を消費し、気付けば合計5社から「約500万円」の借金をするようになっていたのです、いわゆる多重債務者です。そこからは返済日管理の地獄でした、いつにどこへいくら返さなければいけない、毎日そんな事ばかり考えるようになりました。
過払い金請求で減額できた債務整理
ある日借金の事が両親にばれてしまいました。こっぴどく怒られて、支払いが高すぎたため弁護士へ「過払い金請求」することに決めました。過払い金請求をすることで借金は500万円から約300万円に減額することができまして、少し肩の荷が下りましたがまだ300万円も残っています・・・。
そして300万円を両親から借りて、消費者金融の借金は一括で返済をすることになりました。しかし両親からの300万円の借金が残りました、自分の遊行費用でなったのであり、これは返していかなくてはなりません。
自分では管理できないことが分かったので、そこからはお金の管理を全て両親に任せて毎月小遣い制となりました。
借金を返済する為に無理やり環境を変えたが・・・
またパチンコへ行ったりしないように環境を変える為に転職もしました。前の職場はパチンコに行く人がとても多く、休み時間もそんな話題で誘惑が多すぎたからです。
転職したおかげで給料も更に増え、毎月返済できる金額も増えました。しかし半ば毎日のようにパチンコに行っていた生活から無理やり強引に環境を変えたため、大変苦労しました。
返済はできたが精神的に疲れてしまった
元々はコンビニなどへ頻繁に行き、目についた気になった新商品を片っ端から買うようなこともしており、ストレスも発散していました。しかし無理やり欲求を抑え込んで、お金を使わない生活をし、今までの人付き合いもやめた為、全くの孤独で半分「うつ状態」になっていました。
しかしそのおかげもありお金を使わない生活が送れていました、借金返済だけに集中することができたのです。そして1年で100万円の返済が可能となり、約3年で返済することが出来るようになりました。これからは少しずつお金を使う事も出来るので、親にまた迷惑をかけないような行動にシフトしていきます。