「skype面接」の流れと「パソコンが無い」場合の対策について

従来は書類選考が終わった後に、実際に面接官と会い面接を行う事が当然の流れでした。しかし働き方は変わり面接の仕方も変わりました。人材の確保には地元の方だけでは足りなくなったり、より良い人材は遠方にいるが時間の都合で会って話すのが難しかったり、一次面接なのでお互いの時間削減の為、と理由は様々です。

WEB面接とはそもそも何か、どんな場所で何をする?

WEB面接とは主に自宅のパソコンで企業の面接を受けるものです。但しパソコンが無い場合はiphoneやandroidのスマホやタブレットの「アプリ」や「ビデオ通話」を使ったり、自宅以外ではネットカフェ等の設備が整った場所で行います。

仕事中の方が昼休みに受ける場合は、自動車の中や静かな環境に移動して携帯電話やノートパソコンで受けるといった場合も増えています。

私の家はパソコンないよ・・・しかもガラケーだよ・・・という場合

基本的にはネットに繋がる環境でしたら「自宅である必要は無い」ので、ネットカフェの個室を使用するのが1番良いでしょう。その際は前もって下見に行き当日は予約できるか(席が確保できるか)、密閉された音の漏れない声が出せる環境か(隙間がないか)、あらかじめ必要なソフトは何か(インストールできるのか、USBに入れて向こうで繋いで立ち上げるのか)を調べておく必要があります。これらは周りの環境に左右される恐れがあるので、可能であれば自宅で受けるのが良いとされています。

周りの声や音がうるさいのはもってのほかで、静かな環境かどうかも調べておきましょう。面接官側は静かな環境ですので、こちらの音は雑音も含めて伝わりやすいのです。

WEB面接で必要な環境とは

WEBといえど面接です、格好はスーツは必須で女性の場合はメイクも行いましょう。相手側の映像は見れますが、相手側はクールビズだったりカジュアルな服装の可能性がありますが関係ありません。こちらはスーツで「きちんとした格好」でなくてはいけないのです。髪型やヒゲを整え・ジャケット着用など、きちんと身だしなみを整えましょう。

海外ではskype(スカイプ)通話が基本ですが、日本ではskype(スカイプ)通話やFacetime通話、クラウド型のiM(インタビューメーカー)オンライン面接アプリ、LINE(ライン)といったシステムツールを使う事が多いでしょう。

ただし携帯電話の場合は通信環境や他からのキャッチ(途中でかかってきたりメッセージが来る)の関係上、あまり好ましくありません。きちんと電波やインターネット回線が良いかも重要ですし、ネット回線に繋ぐなら必ずwifiを使いましょう。

可能であれば極力自宅のパソコンでヘッドセット、もしくはマイクとイヤホンもしくはスピーカーを揃えておくのが確実です。恐らく相手もそれを考えてWEB面接を組んでいるからです。例えば外資系で1000万円以上稼げるような営業マンだと携帯のビデオチャットでも許されるかもしれませんが、立場が対等ならば自宅で万全の体制を用意しておくべきでしょう。

skype面接の流れとアイコンについて

いざ面接が始まる時は、スーツを着用してskypeを起動しておきます。繋ぐ前にメッセージを入れましょう。

15時から面接の山田太郎です。準備が出来ましたので、本日は宜しくお願い致します。」で問題ありません。そうすると向こうの準備が出来たら電話をかけてきますので、そこから面接が開始されます。スカイプのアイコンは別に「空白(デフォルトの初期状態)」でも「自分の顔写真」でもどちらでも構いません、特に選考に影響は無いでしょう。

可能であれば前もって家族や友人にテストをお願いしたり、自分でフリーソフトを使って録音したり、skypeの音声テストを使うと良いでしょう。新卒・転職問わずここから「自己紹介」や「志望動機」を言ったり、「逆質問」などをし終了する際はこちらから切らずに、相手に切ってもらうまで待ちましょう。

WEBだけで面接終了、二次面接は対面で?

中にはWEBだけで面接が終了して結果待ちの企業があります。大きい会社の場合は二次面接や最終面接として内定に有力な方だけが対面面接に移る場合があります。ドアの開け方から動き方や服装を直に見たいという面接官もいますし、逆にこちらからすると会社の雰囲気や実際に働く職場が見れるので本当に行きたいかの「決め手」になるという事もあります。

ただし採用してからのお互いのミスマッチを防ぐためにも、誰でも出来るような仕事で数を確保したいという企業でない限りは、完全にWEBだけで完結するのは少ないでしょう。新しい物流の出荷要因で100人人員が必要になったという場合、WEBだけで全て完結するという事がありました。基本的には最終面接は対面、と考えておきましょう。